レコ大に選ばれる基準ってなに？やらせがあるってホント？

年末の風物詩となっている日本レコード大賞。

2022年も12月30日（金）に放送される予定で、誰がレコード大賞に選ばれるのか、毎年注目ですよね。

毎年多くの疑惑や疑念が巻き起こる日本レコード大賞。

そこで今回は、レコ大に選ばれる基準は何なのかを調査してきました。

やらせがあるってホント？その疑惑にも突っ込んでいきます。

レコ大に選ばれる基準は？

レコ大の賞はいくつかに別れています。

これらの賞は「日本作曲家協会」によって選ばれ、レコ大審査員はスポーツ紙を含む各新聞社の記者が中心と言われています。

では代表的な賞の審査基準をご紹介します。

レコ大・優秀作品賞に選ばれる基準

レコ大の目玉でもある優秀作品賞。

この中から日本レコード大賞が決まるとあって毎年注目されますよね。

大衆の強い支持を得て作品としても芸術性・独創性に優れ、その年度を反映したと認められた『作品』に贈る。

ウィキペディアより引用

…とこのような選考基準があります。

ただ毎年のように「選考基準がわからない」「なぜ〇〇が選ばれていないのか」という声が多いです。

優秀作品賞の中から日本レコード大賞が決まるのですが、日本レコード大賞に選ばれる基準も「なぜ？」という疑問符がつきまといますよね。

2019年の第61回日本レコード大賞ではFoorinの「パプリカ」が大賞に選ばれました。

パプリカは小さな子どもから大人まで多くの方に認知されている曲で、大賞をとったのもうなずけます。

一方で特定の世代にしかウケていない曲が大賞に選ばれている年もあります。

TVしか娯楽がなかった昔とは違い、趣味嗜好が多様化している今、選考基準である「大衆の強い支持を得た作品」はなかなか現れないのかも…？

レコ大・新人賞に選ばれる基準

そしてレコ大の新人賞。

対象年度内に於いてデビュー（初めて芸能活動として歌う）し大衆に支持され、将来性を認められた『歌手』に贈る。

ウィキペディアより引用

新人賞は、前年10月〜当年11月までにデビューした歌手が対象と言われています。

しかし、過去の新人賞候補を見てみると2003年9月にデビューした歌手の大塚愛さんが2004年の最優秀新人賞に選ばれています。

ではなぜ前年9月にデビューした大塚愛さんが、2004年の新人賞に選ばれたのでしょうか？

これは、2003年12月に発売された「さくらんぼ」が大ヒットしたためではないかと言われています。

どうやらデビューした日付ではなく「その年に活躍した新人」が選ばれているようです。

結構基準は曖昧なのかも。

レコ大・特別賞に選ばれる基準

対象年度に於いて社会的に最も世の中を賑わせ注目された『人』、『楽曲』、『作品』、『現象』などに贈る

ウィキペディアより引用

特別賞の基準はこのようになっていますが、2021年は優秀作品賞になってもおかしくないと言われていた、AdoやYOASOBIが特別賞に選ばれました。

これはAdoの「うっせぇわ」、YOASOBIの「夜に駆ける」がCD発売ではなくデジタル配信でリリースされたためではないか、という声が上がっています。

とはいっても、AdoやYOASOBIは選考基準である「その年に注目を浴びた作品や人」であることは間違いないので、特別賞も納得…？

レコ大にやらせがあるってホント？

レコ大を見た視聴者からは、ときに「やらせ」や「出来レース」と言った言葉が使われます。

こんな言葉が使われるようになったのも、やはり選考基準が曖昧すぎるため。

毎年のように48人以上いる某女性アイドルグループが優秀作品賞にノミネートすることに、違和感を覚える人も少なくなかったようです。

それに、某ダンス&ボーカル男性グループが3年連続で大賞をとったときは、ネットが大荒れでしたよね。

最初にご紹介したとおり、レコ大審査員はスポーツ紙を含む各新聞社の記者が中心ですので、ぶっちゃけ何かしらの圧があってもおかしくはないでしょう。

日本レコード大賞はレコード会社の力関係で決まる？

日本レコード大賞はレコード会社の力関係で決まると、まことしやかな噂があります。

特定のレコード会社に所属する歌手ばかりが選ばれる、大賞を受賞する、という傾向がないと言えば嘘になります。

一方でジャニーズは「賞レースには参加しない」と言っているので、あれだけ人気のあったSMAPや嵐ですら大賞を受賞した経験がありません。

こうしたことからも、事務所の意向が大きいのも事実なようです。

レコ大に選ばれる基準は？まとめ

毎年のように物議を醸し出すレコ大。

こうなってしまうのもレコ大に選ばれる基準が曖昧すぎるからだと思います。

2022年のレコ大は一体どうなるのでしょうか？

楽しみですね！