子どもはワクワクしているのに、親のほうは気が重い。「親子遠足 行きたくない」と検索してしまうママは、決して少なくありません。
ママ友がいない。
一人ぼっちになりそう。
人付き合いがしんどい。
乗り物が苦手。
準備も当日も、とにかくめんどうくさい。
そんな気持ちがいくつも重なって、「行きたくない。」と思ってしまいます。
この記事では、親子遠足に行きたくないと感じているママに向けて、実際に参加したからこそ分かった本音と、前向きに乗り切るコツをお伝えします。
親子遠足に行きたくない。参加しなくてもいいの?

結論から言うと、事情によっては参加しない選択もあります。
ただ、私自身の経験から言えるのは、「行かないと後悔する可能性もある」ということです。
私はこれまで、強い不安を抱えながらも、合計3回親子遠足に参加しました。
ママ友はいない。乗り物も苦手。正直、毎回ギリギリまで「行きたくない。」と思っていました。
それでも今振り返ると、「参加してよかった。」という気持ちが残っています。
なぜなら、参加しなかった場合、
「やっぱり行けばよかったかな。」
「子どもは寂しくなかったかな。」
というモヤモヤが、ずっと残りそうだったからです。
行っても悩む。行かなくても悩む。
それなら、短時間だけでも参加してみよう。そう考えて、私は親子遠足に行くことを選びました。
親子遠足に行かないと決めた場合に大切なこと
もし、親子遠足に参加しないと決めた場合は、子どもへの伝え方がとても大切です。
「ママは行きたくないから。」
「めんどうくさいから。」
こうした理由は、絶対に伝えないでください。
子どもが納得できる理由を、年齢に合わせて丁寧に説明してあげることが必要です。
また、子どもだけが遠足に参加する場合は、帰宅後にしっかり話を聞いてあげる。楽しかったことを一緒に振り返る。
そうした心のフォローも大切になります。
事前に園の先生に相談し、サポートをお願いしておくと安心です。
行きたくないけど…!前向きに乗り切る5つのコツ

「本当は行きたくないけど、子どものために参加しよう。」
そう決めたママに向けて、少し気持ちがラクになる考え方を紹介します。
コツ①子どもの成長を見る時間だと割り切る
親子遠足は、普段の園生活では見られない子どもの姿を見るチャンスです。
友達との関わり方。
集団の中での表情。
頑張っている姿。
その姿を見るだけでも、参加した意味はあります。
実際に私は、「園ではしっかり者ですね。」と先生に言われ、安心した経験があります。
コツ②せっかくの機会だから先生と話してみる
送迎がバタバタしていて、先生と話す機会が少ないママにも、親子遠足は貴重な場です。
「園ではどんな様子ですか。」
そんな一言から、子どもの意外な一面を聞けることもあります。先生と話せる関係を作っておくと、その後の園生活も安心です。
コツ③外気を浴びてリフレッシュする時間と割り切る
親子遠足を「自分のリフレッシュタイム」と考えてみるのも一つの方法です。
私は、水筒に好きな紅茶を入れて参加していました。
子どもが遊んでいる様子を眺めながら飲む一杯は、意外と心を落ち着かせてくれます。
コツ④乗り物が苦手なら、事前に園へ相談する
バス移動が不安な場合は、事前に園へ相談してみてください。現地集合にしてもらえるケースもあります。
一人で抱え込まず、頼っていい部分は頼って大丈夫です。
コツ⑤頑張った自分にご褒美を用意する
親子遠足は、ママにとって立派な「頑張り案件」です。
帰りは外食。コンビニスイーツ。晩酌。
何でもいいので、「終わったあとの楽しみ」を用意しておくと、気持ちがぐっと楽になります。
親子遠足に行きたくないけど参加した私の体験談

私が親子遠足に行きたくなかった一番の理由は、乗り物酔いとママ友問題でした。
長時間バスに乗ることを考えるだけで、不安が止まりませんでした。
そこで私は、できる限りの対策をして参加しました。
不安を減らす準備をしておくだけで、気持ちはかなり違います。
そしてママ友問題については、「今日は子どもを見守る日。」と心に決めて参加しました。
写真を撮ることに集中していたら、「たくさん撮ってるね。」と声をかけてもらい、自然に会話が生まれたこともあります。
周りを見渡すと、一人で行動しているママも意外と多く、「ぼっちを気にしすぎていたのは自分だけだった。」と気づきました。
親子遠足に行きたくないと感じたら【まとめ】
親子遠足に行きたくない。そう感じるのは、決してわがままではありません。
ママだって人間。苦手なことがあって当然です。
行きたくない。めんどうくさい。一人が不安。同じ気持ちで参加しているママは、実はたくさんいます。
無理に完璧を目指さなくて大丈夫です。親子遠足の主役は、子どもです。
「今しか見られない成長を見に行く時間。」そう割り切るだけで、少し気持ちは軽くなります。あなたのペースで、できる形を選んでくださいね。








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